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12月15日-04号

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  1. 花巻市議会 1998-12-15
    12月15日-04号


    取得元: 花巻市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-23
    平成10年 12月 定例会(第4回)平成10年12月15日(火)議事日程第4号平成10年12月15日(火) 午前10時開議 第1 諸般の報告 第2 議案第62号 一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 第3 議案第63号 花巻市税条例の一部を改正する条例 第4 議案第64号 財産(土地)の取得に関し議決を求めることについて 第5 議案第65号 平成10年度花巻市一般会計補正予算(第3号) 第6 議案第66号 平成10年度花巻市下水道事業特別会計補正予算(第3号) 第7 議案第67号 平成10年度花巻市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号) 第8 議案第68号 平成9年度花巻市一般会計歳入歳出決算の認定について 第9 議案第69号 平成9年度花巻市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について 第10 議案第70号 平成9年度花巻市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について 第11 議案第71号 平成9年度花巻市公設地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第12 議案第72号 平成9年度花巻市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第13 議案第73号 平成9年度花巻都市計画事業花巻周辺地区土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第14 議案第74号 平成9年度花巻市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第15 議案第75号 平成9年度花巻都市計画事業東町桜木線用地取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第16 報告第6号 市道上における事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告について 第17 意見書案第56号 新農業基本法制定等に関する意見書の提出について本日の会議に付した事件 日程第1 諸般の報告 日程第2 議案第62号 一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 日程第3 議案第63号 花巻市税条例の一部を改正する条例 日程第4 議案第64号 財産(土地)の取得に関し議決を求めることについて 日程第5 議案第65号 平成10年度花巻市一般会計補正予算(第3号) 日程第6 議案第66号 平成10年度花巻市下水道事業特別会計補正予算(第3号) 日程第7 議案第67号 平成10年度花巻市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号) 日程第8 議案第68号 平成9年度花巻市一般会計歳入歳出決算の認定について 日程第9 議案第69号 平成9年度花巻市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第10 議案第70号 平成9年度花巻市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第11 議案第71号 平成9年度花巻市公設地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第12 議案第72号 平成9年度花巻市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第13 議案第73号 平成9年度花巻都市計画事業花巻周辺地区土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第14 議案第74号 平成9年度花巻市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第15 議案第75号 平成9年度花巻都市計画事業東町桜木線用地取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第16 報告第6号 市道上における事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告について 日程第17 意見書案第56号 新農業基本法制定等に関する意見書の提出について出席議員(32名)   1番  古川昭蔵君      2番  佐藤かづ代君   3番  菅原孝二君      4番  畠山幸治君   5番  齋藤政人君      6番  和田幹男君   7番  小原昭男君      8番  鎌田芳雄君   9番  名須川 晋君    10番  笹木賢治君  11番  高橋 毅君     12番  菅原愛助君  13番  木村幸弘君     14番  阿部一男君  15番  鎌田正旦君     16番  平賀大典君  17番  狩野隆一君     18番  箱崎英喜君  19番  柳田誠久君     20番  大石満雄君  21番  久保田春男君    22番  永井千一君  23番  八重樫正嗣君    24番  多田昌助君  25番  鈴木悦雄君     26番  高橋安之君  27番  平賀 等君     28番  高橋 浩君  29番  高橋綱記君     30番  照井 早君  31番  佐藤嘉一君     32番  藤原一二三君欠席議員  なし説明のため出席した者 市長    渡辺 勉君  助役    大沼 勝君 収入役   佐々木政弘君 教育委員長 佐藤昭三君 教育長   谷地信子君  監査委員  太田代誠二君 選挙管理委       菊池 武君  総務部長  山口紀士君 員会委員長              市民生活 企画部長  藤戸忠美君        佐藤 定君              部長 保健福祉       柳原賢一君  産業部長  平賀 巌君 部長 建設部長  田村悦男君  教育次長  佐藤忠正君 水道事業       川村英夫君  総務課長  内館勝人君 所長 財政課長  佐々木 稔君会議に出席した事務局職員及び会議録調製者 事務局長  高橋 勲   次長    根子俊一 議事係長  平賀政勝   調査係長  高橋信宏 書記    菊池郁哉   書記    伊藤幸子            午前10時1分  開議 ○議長(高橋浩君) おはようございます。 これより本日の会議を開きます。 本日の会議は議事日程第4号をもって進めます。 ○議長(高橋浩君) 日程第1、諸般の報告を行います。 市長から行政報告についての発言を求められておりますので、これを許します。 渡辺市長。    (市長登壇) ◎市長(渡辺勉君) このたび市議会の御理解と御協力によりまして、私のほか高橋市議会議長小田島国際交流協会理事長谷地教育長等が12月8日から13日までの6日間にわたりまして国際姉妹都市ホットスプリングス市を訪問してまいりましたので、その行政報告を申し上げます。 今回の訪問はコンベンションセンター落成式典への招請参列を初め、笹間第二小学校とファンテンレイク小学校花巻東高等学校レイクサイド高等学校、両校との姉妹提携調印のほか、英訳による宮沢賢治の図書寄贈や、市の代表的郷土芸能であります鹿踊り公演による市民の交流や、お互いの異なった文化等の理解による親善交流を深めることであったところであります。 まず、8,000人収容できるコンベンションセンターの落成式典は多くの市民や報道関係者が参列する中、鹿踊りのオープニングで始まる盛大な式典であり、また、同センター内に設置しました花巻展にも多くの方々に関心を持って入場いただき、当市の文化や産業の一端が広く理解されたものと存じているところであります。 次に、姉妹校締結調印式におきましては、それぞれの校長先生を初め、教職員、児童・生徒の熱烈な歓迎の中、両市長を初め、訪問団立ち会いのもとに締結し、所期の目的を達成することができたところであります。特にレイクサイド高校におきましては、教職員はもとより生徒700人による調印式等歓迎プログラムが用意されておりまして、生徒運営による昼食会やレセプションにも招待されるなど、心のこもった歓迎に深い感銘を覚えたところでありまして、これが21世紀を担う若い方々の交流を通じた国際社会への貢献につながるものと存じております。このようなスムーズな調印も、これまでの市民の交流や中高生の7年間で132人に上るホットスプリングス市へのホームステイ交流があったことによるものでありまして、これまでの市議会並びに市民の皆様の御尽力に心から敬意を表する次第であります。 また、ホットスプリングス市の新図書館には、宮沢賢二作品の図書やCDを27件贈呈してまいりましたが、図書館では新たな賢治コーナーを設置し、世界に通じる賢治の作品を市民の大切な財産として活用させていただきたいと館長が感激しておりましたことを御報告いたします。 ホットスプリングス市民が待望しておりました鹿踊りの公演につきましては、リトルロック市でのギブスマグネット小学校において3年生から6年生までの200人を対象に上演したほか、ホットスプリングス市内で延べ10回ほど公演いたしたところであります。中でも、コンベンションセンターにおける記念の公演やレイクサイド高校ではそれぞれ2,000人を越える大観衆を前に熱気と大歓迎の中で上演され、多くの方々が感嘆することはもとより、地元テレビや新聞紙上でトップ記事として取り上げられるなど大きな反響を呼び、お互いの文化への理解が深まり、今後の有効な親善交流に大きくつながるものと期待しているところであります。 次に、市長表敬におきましてはヘレン・セリグ市長を初め、ケントマイヤーシティーマネージャー、次期新市長のボブ・マッスィスも同席され、花巻市旗の贈呈と来年の花巻祭りへの招請を行ったところでありますが、新旧両市長からぜひ訪問したいとのお話をいただいたところであります。 また、デニス・スミス姉妹都市基金協会会長からは、来年も教員を研修派遣するほか市民団の派遣も予定したいとのことであり、ホットスプリングス市民花巻祭りへの訪問が一歩近づいたものと大変喜ばしく思っており、市議会並びに市民の皆様とともに温かく歓迎いたしたいと存じております。 帰国前日の晩に開催しました当市主催のレセプションにおきましては、ヘレン・セリグ市長、ボブ・マッスィス次期市長、デニス・スミス姉妹都市基金会長を初め、多くのホットスプリングス市民の御出席をいただき、和やかな雰囲気の中で有効な親善交流が行われたところであります。 レセプションの席上、ヘレン・セリグ市長からホットスプリングス市旗の贈呈をいただいたほか、今後もなお一層若い方々の育成が大事であると申されており、また、デニス・スミス姉妹都市基金会長からは改めて3つの交流プログラムが示されたところであります。その1つは、花巻市から贈呈しました鹿踊りは立派なケースに入れ永久保存すること。2つ目は、教員派遣プログラムを継続実施したい。3つ目は、来年の花巻祭りに市民を募って訪問の予定をしているとのことであります。 このように短い期間ではありましたが、ホットスプリングス市滞在期間中は、ヘレン・セリグ市長様を初め、多くの市民の心のこもった熱烈な歓迎の中で今後の姉妹都市交流に向けた友好と信頼の絆がより深まり、大きな成果が得られたものと存じているところであります。これもひとえに市議会並びに市民の皆様の格別の御理解と御協力の賜物と感謝を申し上げますとともに、これを契機に両市の交流がますます促進されますよう努力してまいりますので、今後も議員の皆様の御指導、御支援をお願い申し上げまして、行政報告といたします。 ○議長(高橋浩君) ただいまの市長の行政報告に対し、質問の方があればこれを許します。 質問の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) なしと認め、行政報告を終わります。 ○議長(高橋浩君) お諮りいたします。本日審議予定となっております日程第2、議案第62号から日程第7、議案第67号までの6件及び日程第16、報告第6号については、会議規則第36条第2項の規定により委員会付託を省略し、直ちに審議いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) 御異議なしと認めます。よって、日程第2、議案第62号から日程第7、議案第67号までの6件及び日程第16、報告第6号については、委員会付託を省略し、直ちに審議することに決しました。 ○議長(高橋浩君) 日程第2、議案第62号一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 山口総務部長。 ◎総務部長山口紀士君) 議案第62号一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 人事院は本年8月12日、国会と内閣に対し国家公務員の給与について報告し、あわせてその給与、本年4月から平均0.76%、2,785円を改定するよう勧告いたしました。その後、政府は国家公務員の給与について人事院勧告どおり実施することを閣議決定し、10月2日、国会へ給与法改正案を提出いたしまして、10月9日同法案が可決成立されたところであります。 また、岩手県におきましては、10月8日に県人事委員会から県議会議長及び知事に対し職員の給与に関する報告及び勧告がなされ、県職員も国家公務員の改定に準じ、本年4月1日にさかのぼり平均0.75%、2,793円引き上げる勧告がなされたところでございます。岩手県におきましては去る11月18日、県議会へ給与条例改正案を提出いたしまして、12月9日、県議会で可決されております。 当市におきましても、地方公務員の給与は国家公務員の改定に準じて改正措置を講ずるべきであるという国などの指導に基づき、当市一般職の職員の給与を平均0.76%、2,685円引き上げるため、条例の一部改正案を提案するものであります。 改定内容の概略でありますが、1つには給料表の改定、2つには職員手当の改定であります。内容といたしましては、扶養手当住居手当単身赴任手当及び宿日直手当の4種類であります。 初めに、給与改定の資料について御説明いたします。給与改定資料は2冊ありまして、右上に(第62号議案資料)①及び②となっております。①の資料は、人事院の民間給与調査結果、人事院勧告、県の民間給与調査結果、人事委員会勧告など国及び県の内容を資料としたものであります。②の資料は、当市の給与改定の資料であります。また、議案第62号資料の条例案要綱についてもあわせて御参照くださるようお願いいたします。 以下、条例の改正内容について順次御説明申し上げます。 まず、第9条第4項の改正は扶養手当についてであります。現行では、高等学校入学から大学を卒業するまでの年齢に当たる満16歳から満22歳までの子供がいる場合、扶養手当を1人につき4,000円加算して支給しておりますが、高校生、大学生などの子を扶養する職員の家計負担の実情を考慮して、これを5,000円に改正しようとするものであります。 次に第10条の4でありますが、住居手当の改正であります。単身赴任手当を支給される職員の配偶者などが職員の所有する住宅に居住する場合に、月額1,500円の住居手当を支給しようとするものであります。 第10条の6は単身赴任手当の改正であります。これまで単身赴任手当は、基礎額の2万円に職員と配偶者との間の交通距離の区分に応じて2万9,000円を限度に加算し支給しているところでありますが、単身赴任者費用負担の実情などを考慮し、基礎額を2万3,000円に、加算額の上限を4万5,000円にそれぞれ改正しようとするものであります。 次に第14条でありますが、宿日直手当の改正であります。内容は、勤務1回の宿日直手当を3,800円から4,000円に、半日の日直と引き続き宿直となる場合の宿日直手当を5,700円から6,000円に、半日の宿日直手当を1,900円から2,000円にそれぞれ改めるものであります。 次に給料表の改定でありますが、議案の2ページにありますように行政職給料表の全給料月額を改定しようとするものであります。 次に、附則について御説明いたします。 附則の第1項は施行期日でありますが、本条例は公布の日から施行しようとするものであります。ただし、住居手当及び宿日直手当につきましては平成11年1月1日から施行するものであります。 附則の第2項は条例の適用期日についてでありますが、給料表等は平成10年4月1日にさかのぼって適用しようとするものであります。 附則第3項から第7項までは給料の切りかえなどの関係でありまして、事務手続上の規定になりますので、説明を省略させていただきます。 附則第8項は供与の内払いの規定。第9項は規則への委任規定であります。 附則第10項は企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正でありますが、本条例改正に伴う所要の整備をしようとするものであります。 よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(高橋浩君) これより質疑に入ります。 質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。 ○議長(高橋浩君) これより討論に入ります。 討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) なしと認め、討論を終結いたします。 ○議長(高橋浩君) これより採決をいたします。 議案第62号一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) 御異議なしと認めます。よって、議案第62号は原案のとおり可決されました。 ○議長(高橋浩君) 日程第3、議案第63号花巻市税条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 山口総務部長。 ◎総務部長山口紀士君) 議案第63号花巻市税条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例は、地方税法の一部改正等に伴い、法人市民税及び固定資産税の課税について所要の改正を行おうとするものであります。お手元に配付しております議案第63号資料もあわせて御参照くださるようお願いいたします。 まず、第32条第2項及び第51条第1項は特定非営利活動促進法の施行に伴う改正であります。特定非営利活動促進法は、ボランティア活動などの市民が行う社会貢献活動としての特定非営利活動に法人格を与え、公益の増進に寄与することを目的として平成10年3月25日に公布され、12月1日から施行されたものであります。 以下、花巻市税条例の主な内容につきまして御説明いたします。 第32条第2項は法人市民税均等割の税率及び法人等の区分を規定するものですが、収益事業を行わない特定非営利活動法人については法人市民税均等割のみを課することとしようとするものであります。 また、第51条第1項は市民税の減免についての規定でありますが、当該法人の自主的な活動を税制面から支援するため、収益事業を行わない特定非営利活動法人法人市民税均等割を減免しようとするものであります。 附則第10条の3の規定は、用途変更した宅地等にかかる平成11年度分の固定資産税課税標準額の算定方法について定めるものであります。納税者の負担水準の均衡化を図るため、地方税法附則第18条の4の規定による加重平均を用いた算定方式によらず、法附則第8条の経過措置を適用することとし、従来方式により算定するものであります。 よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(高橋浩君) これより質疑に入ります。 質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。
    ○議長(高橋浩君) これより討論に入ります。 討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) なしと認め、討論を終結いたします。 ○議長(高橋浩君) これより採決をいたします。 議案第63号花巻市税条例の一部を改正する条例を原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) 御異議なしと認めます。よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。 ○議長(高橋浩君) 日程第4、議案第64号財産(土地)の取得に関し議決を求めることについてを議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 山口総務部長。 ◎総務部長山口紀士君) 議案第64号財産(土地)の取得に関し議決を求めることについてを御説明申し上げます。 本議案は、日居城野運動公園整備事業用地として取得するため、地方自治法第96条及び花巻市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により議会の議決を求めるものであります。 日居城野運動公園は昭和52年に都市公園として都市計画決定をし、これまで野球場、テニスコート多目的広場総合体育館等の整備を行ってきたところであります。取得する財産は花巻市松園町41番11及び41番12の2筆で、面積の合計が7,708平米であります。これを1億951万3,387円で取得しようとするものであります。取得の方法は買い入れ、取得の相手方は花巻地区広域土地開発公社であります。 お手元に配付しております第64号議案資料をあわせてごらんいただきたいと思います。日居城野運動公園内の緑色の部分が、今回、花巻地区広域土地開発公社より花巻市が取得しようとする土地であります。第4駐車場用地として活用するものであります。 よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(高橋浩君) これより質疑に入ります。 質疑の方ありませんか。 名須川晋君。 ◆9番(名須川晋君) たびたびこの議案を見るわけでございますけれども、この日居城野運動公園内にはあとどのぐらい土地開発公社の土地があるのか、ちょっとお聞かせ願います。 ○議長(高橋浩君) 田村建設部長。 ◎建設部長田村悦男君) お答えいたします。 公社の土地であと残っておりますのは、1万7,000平米ばかり残地がまだ未買収でございます。 以上です。 ○議長(高橋浩君) よろしいですか。 ほかに質疑の方ございませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。 ○議長(高橋浩君) これより討論に入ります。 討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) なしと認め、討論を終結いたします。 ○議長(高橋浩君) これより採決をいたします。 議案第64号財産(土地)の取得に関し議決を求めることについてを原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) 御異議なしと認めます。よって、議案第64号は原案のとおり可決されました。 ○議長(高橋浩君) 日程第5、議案第65号平成10年度花巻市一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 山口総務部長。 ◎総務部長山口紀士君) 議案第65号平成10年度花巻市一般会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。 本補正予算は、歳入歳出予算の補正、繰越明許費債務負担行為の補正及び地方債の補正の4つの事項からなっております。 歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出にそれぞれ4億1,126万8,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ294億3,209万5,000円とするものであります。これを前年同期給与改定予算後と比較いたしますと、0.4%の増となっております。 今回の補正予算の内容につきましては、先ほど御決定いただきました一般職の給与改定等に伴う所要額と国の経済対策に呼応した介護保険事務電算処理運用方式開発事業費、中小企業への支援対策費太陽光発電設備整備事業費矢沢小学校屋外教育環境整備事業費老人福祉費の追加及び国県支出金の内定等による事業費の整理が主な内容であります。 繰越明許費につきましては、国の第1次補正により9月に一般会計補正予算(第2号)に計上いたした桜台小学校屋内運動場整備事業に係るものであります。 債務負担行為の補正の内容につきましては、高木南市営住宅C棟建てかえ事業に係る債務負担行為の追加であります。 地方債の補正につきましては、国の第1次補正事業であります太陽光発電設備整備事業及び本年8月末に発生いたしました災害の復旧事業の2件の追加と国の第3次補正予算に対応して事業費を計上したことによる変更であります。 なお、人件費につきましては、給与改定に伴う給料、職員手当、共済組合負担金及び退職手当組合負担金などの所要額3,067万4,000円でありますが、歳出の各款項目に職員の人事異動等に伴う調整とあわせ計上したものでありますので、人件費にかかる説明は省略させていただきますので、御了承くださるようお願いいたします。 以下、事項別明細書により御説明を申し上げます。10ページをお開き願います。 10ページから12ページは総括でありますので、説明を省略させていただきます。 13ページに入りまして、2の歳入であります。2の歳入、1款市税、2項固定資産税、1目固定資産税、1節現年課税分4,667万4,000円は収入見込みによるものでございます。 10款分担金及び負担金、1項分担金、1目農林業費分担金、2節農地災害復旧1万1,000円でございますが、これは横志田地区で発生いたしました8月11日から8月12日にかけての降雨災害に伴う農地の災害復旧事業に係る受益者の負担金でございます。 10款分担金及び負担金の2項分担金の2目民生費分担金、3節老人ホーム552万円は国の基準改定に伴う本人負担分でございます。 5目土木費負担金、4節橋梁添架160万円は現在工事中の道地橋に添架する電力、上水道、CATVの施設添架にかかる負担金でございます。 11款使用料及び手数料、2項手数料、2目民生手数料、1節ホームヘルパー派遣40万円は収入見込み増でございます。 12款国庫支出金、1項国庫負担金、1目民生費国庫負担金、2節保育所464万9,000円は措置児童の増によるものでございます。6節老人措置683万9,000円は基準改定によるものでございます。 4目土木費国庫負担金、1節現年災害880万8,000円は8月31日の大雨による公共土木施設の災害復旧に係るものでございます。市道中野上駒板線、内高松北2号線、上幸田中12号線の市道の災害復旧にかかる国庫負担でございます。 2項国庫補助金、2目民生費国庫補助金、4節医療費適正化74万8,000円はレセプト点検等に係る収入見込み増でございます。 17ページでございますが、6節在宅福祉322万2,000円減となっておりますが、これは収入見込み減でございまして、基準改定によるものと、それから24時間対応ホームヘルプサービス等の相殺による減となっておるものでございます。10節介護保険1,000万円は内定による収入見込み増でございますが、冒頭申し上げました介護保険事務電算処理運用方式の開発事業に係る国の補助金でございます。 土木費国庫補助金、4節都市計画街路3,150万円は第3次国の補正予算に伴い事業費の追加によるものでございます。藤沢町・二枚橋線の補助の増によるものでございます。 8目教育費国庫補助金、3節幼稚園就園奨励116万8,000円は内定による増でございます。基準改定によるものでございます。7節学校施設2,771万6,000円は、矢沢小学校屋外運動場の補助金1,166万6,000円と花巻北中学校に設置する太陽光発電設備の国の第1次補正予算対応としての1,605万円でございます。 13款県支出金、1項県負担金、1目民生費県負担金、1節保育所232万4,000円は措置児童の増によるものでございまして、収入見込み増でございます。 19ページの5目県事務委譲交付金、1節県事務委譲交付金36万円は県からの権限委譲に伴うものでございます。 2項県補助金、2目民生費県補助金、5節在宅福祉69万円は収入見込み増でございますが、老人に対する日常生活用具給付の増によるものでございます。18節の24時間対応ホームヘルプサービスモデル125万円は新規事業でございますが、県単事業でございますが、大谷会が7月1日から実施している事業に係る収入見込みでございます。 次に、5目農林業費県補助金、16節農業生産体制強化総合推進対策2,195万円はトンネル補助でございますけれども、リンゴのわい化栽培等緊急推進事業、これはリンゴの苗木の改植事業に充てられるものでございますが、花巻農協リンゴ専門部会が行っている事業に対する補助金でございます。補助金に充当するものでございます。 それから、水田麦・大豆等生産振興緊急対策事業は新規事業でございますが、トンネル補助でございまして、技術営農実証事業に充てられるものでございまして、JA花巻が事業実施するものでございまして、この金額が1,876万2,000円でございます。 39節の地域農業基盤確立農業構造改善1,244万4,000円もトンネル補助でございまして、内定による増でございます。花巻農協が事業実施しておりますマッピングシステムに係る追加補助でございます。 6目の商工費県補助金、4節地域活性化104万5,000円は観光キャンペーン事業に充当するものでございますが、平成11年2月11日から17日にかけまして実施予定のわんこそば祭り開催事業負担金に充てるものでございまして、県の地域活性化調整補助でございます。 次に21ページでございますが、3項県委託金、1目総務費県委託金、10節知事・県議会議員選挙1,100万円は定額でございますが、来年4月11日に実施予定の知事・県議会議員選挙に係る事務費に充てるものでございます。 2目民生費県委託金、3節介護情報モデル244万9,000円は高齢者保健医療福祉地域情報ネットワークのモデル事業に充てるものでございまして、歳出のところでも申し上げますが、介護保険制度に係る情報の交換を試験的に行う事業に充てるものでございます。 6目土木費県委託金、2節都市計画240万2,000円は内定による増でございまして、吹張町・花城町線の事業に充てるものでございます。 17款繰越金、1項繰越金、1目繰越金、1節繰越金8,098万6,000円は平成9年度決算に係る繰越金でございます。 次の23ページでございますが、18款諸収入、3項貸付金元利収入、2目中小企業振興融資預託金返還金、1節中小企業振興融資預託金返還金5,000万円は、中小企業対策といたしまして歳出の7款1項2目に計上いたしております岩手県信用保証協会預託金に5,000万円を計上いたしておりますが、それと同額計上しているもので、これは信用保証協会からの返還金を見込んだものでございます。 5項雑入の5目雑入、17節老人デイサービス利用料246万円は利用者の増によるものであります。 31節物件移転補償174万1,000円は、新花巻駅南側の東和・花巻温泉線沿いの工作物を道路拡幅に伴いまして補償料として入ってくるものでございます。 19款市債、1項市債、5目土木債、2節都市計画3,420万円は事業費の追加によるものでございますが、藤沢町・二枚橋線、下幅・鍋倉線、山の神・藤沢町線の事業費の変更に伴うものでございます。 7目教育債、5節屋外運動場2,330万円は矢沢小学校屋外運動場の工事費に充当する地方債を見込んだものでございますが、国の第3次補正に伴う事業費でございます。 次に25ページでございますが、7節太陽光発電1,280万円は国の第1次の補正予算に係るものでございますが、先ほど申し上げておりますように花巻北中学校の武道場の屋根に太陽光発電施設をモデル的に設置しようとするものでございます。 9目災害復旧費、1節現年土木債430万円は、先ほども申し上げましたとおり8月28日から31日にかけましての降雨災害による市道の災害復旧費に係る起債を見込んだものでございます。 27ページにまいりまして3の歳出でございますが、1款議会費、1項議会費は省略いたします。 2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費の7節賃金260万円でございますが、これは職員の病休、産休あるいは育児休暇などによります代替の臨時職員賃金でございます。 次のページにまいりまして、2目文書広報費の11節需用費100万円は市広報のページ数の増による印刷代でございます。 次に31ページでございますが、2項徴税費、2目賦課徴収費の23節償還金利子及び割引料250万円は市税の還付金でございます。 次に33ページでございますが、5目県知事・県議会議員選挙費1,100万円を計上いたしておりますが、来年4月11日に執行予定の県知事・県議会議員選挙に係る事務費でございます。 次に37ページでございますが、3款民生費、1項社会福祉費、2目の老人福祉費でございますが、4,983万6,000円を計上いたしております。これは老人措置事業費に1,766万9,000円、それから老人福祉事業費に300万円、24時間ホームヘルプサービス事業費として631万6,000円、在宅介護支援センター運営事業費として40万2,000円、介護情報モデル事業費に244万9,000円を、そのほか介護保険事務電算処理関連事業費として2,000万円を計上したものでございます。歳入のところでも申し上げました国の第1次補正に係る介護保険事務電算処理の関連事業費でございます。それから、23節の償還金利子及び割引料の32万9,000円は平成9年度の国庫補助金の精算に伴う返還金でございます。 次に、3目の社会福祉施設費の13節委託料347万6,000円は老人デイサービス運営事業委託料でございまして、国庫補助金の補助基準の改定によるものでございます。 それから、4目の身体障害者福祉費の23節償還金利子及び割引料9万3,000円は、平成9年度の国庫補助金の精算による返還金でございます。 次に、43ページの2項児童福祉費、3目の児童福祉施設費の7節賃金1,159万円は乳児の受け入れ枠の拡大に伴いましての賃金でございます。それから、11節は園舎及び遊具等の修繕料100万円を見込んだものでございます。 次に45ページでございますが、4款衛生費、1項保健衛生費、4目環境衛生費の13節委託料230万円は高木墓園の測量調査設計業務委託料でございますが、9月3日の降雨と地震によりまして墓園内に地割れが生じておりまして、その復旧工事のための事前ボーリング調査を行うものでございます。 次に51ページでございますが、6款農林業費、1項農業費、3目農業振興費の19節負担金補助及び交付金2,194万6,000円でございますが、歳入のところでも申し上げましたが、リンゴわい化栽培等緊急推進対策事業補助金として316万1,000円、これは花巻農協リンゴ専門部会花巻支部が事業主体となって行っているものでございます。 それから、次の地域農業生産再編特別対策事業補助金は麦の展示圃事業に対するものでございまして、2万2,000円はJA花巻が実施している事業でございます。 次の水田麦・大豆等生産振興緊急対策事業補助金は新規事業でございますが、1,876万3,000円でございまして、技術営農実証事業に助成するものでございます。これはすべてトンネル補助となっております。 5目の農業構造改善費の19節負担金補助及び交付金1,241万3,000円につきましても、歳入のところで申し上げましたが、JA花巻が事業実施しておりますマッピングシステムへの追加補助でございまして、トンネル補助でございます。 6目の農地費、19節負担金補助及び交付金369万円は、豊沢川、和賀川、和賀中央それぞれの土地改良区が実施いたしております団体営農道整備事業負担金として321万円、そのほか高松第2地区農用地等集団化事業負担金として47万6,000円を計上したものでございます。 次に53ページでございますが、7款商工費、1項商工費、2目商工振興費の12節役務費50万4,000円は、起業化支援センターを全国にPRするための広告料でございます。 それから、次のページにまいりまして19節負担金補助及び交付金980万円、次に21節貸付金5,000万円は、歳入のところでも申し上げましたが、中小企業対策事業といたしまして岩手県信用保証協会に5,000万円を追加預託いたしまして、保証枠を5億円増額しようとするものでございます。現在、35億円の融資枠となっているものを40億円に増額するというものでございます。その前の19節負担金補助及び交付金の980万円は、この貸付枠を追加することによっての利子補給補助金でございます。 次に、観光費の19節負担金補助及び交付金130万5,000円は、わんこそば祭り開催事業負担金として先ほど歳入のところでも申し上げました地域活性化調整補助金を充てるものでございます。実行委員会に負担するものでございます。 57ページの8款土木費、1項土木管理費、1目土木総務費の11節の100万円は街路灯の維持修繕費でございます。それから、13節委託料の1,496万円は道路台帳の作成業務委託料でございます。 次に、59ページの3目道路新設改良費、13節委託料435万円、15節工事請負費は883万9,000円の減となっておりますし、17節の公有財産購入費167万円の減、22節補償補てん及び賠償金の1,184万1,000円の減は、花南東線の事業費1,800万円を5目の橋梁新設改良費に組みかえまして道地橋の早期開通を図ろうとするものであります。道地橋につきましては、11年の3月末完成を目指して現在工事を実施しているものでございます。ただいま申し上げましたように、5目の橋梁新設改良費にはその1,800万円に見合う1,839万6,000円を計上いたしまして、道地橋の早期開通を目指そうというものでございます。 それから、6目の交通安全施設整備費の13節委託料から22節の補償補てん及び賠償金までの計上額は、山の神・南中根子線、下坂井・関上場線、若葉町西線の事業費をそれぞれ組みかえまして事業の促進を図ろうとするものでございます。 次に65ページでございますが、4項都市計画費、3目街路事業費の6,313万7,000円を3目に計上いたしておりますが、これは国の第3次補正によりまして藤沢町・二枚橋線の事業費が6,300万円追加見込みによる事業費の計上でございます。 67ページの7目県営街路受託事業費は、吹張・花城町線、それから里川口西鉛温泉線の事業費を組みかえまして吹張・花城町線の事業の促進を図ろうとするものでございます。 69ページ、8目の交通広場管理費の13節委託料174万1,000円は、歳入のところでも申し上げましたが、新花巻駅の南側の県道東和・花巻温泉線拡幅に伴う支障物件の移転委託料でございます。 71ページの9款消防費、1項消防費、1目常備消防費、19節負担金補助及び交付金876万3,000円は、給与改定に伴います花巻地区消防事務組合に対する負担金でございます。 次に73ページでございますが、10款教育費、2項小学校費、3目学校建設費の15節工事請負費3,500万円は矢沢小学校の屋外運動施設、つまり校庭の運動場の暗渠排水工事でございます。国の第3次補正に伴う事業費の追加によるものでございます。 次に75ページ、3項中学校費の3目学校建設費3,210万円は、歳入のところでも申し上げておりましたが、太陽光発電設備整備事業費でございまして、国の第1次補正に伴うものでございまして、花巻北中学校の武道場の屋根に設置しようとするものでございまして、これは環境問題についての教育あるいは啓発に役立てるために設置するものでございまして、あわせて災害時の電気の供給施設として活用しようとするものでございます。 77ページでございますが、4項幼稚園費、1目幼稚園費の19節負担金補助及び交付金350万4,000円は私立幼稚園就園奨励補助金でございます。国の第1次補正予算に伴う追加でございます。 次に85ページでございますが、11款災害復旧費、1項農林施設災害復旧費、1目農林施設災害復旧費の293万8,000円は、8月11日から12日にかけての降雨による横志田地区の宇南川排水路の災害復旧費でございます。護岸ブロックの復旧でございます。 それから、87ページの2項公共土木施設災害復旧費、1目現年災害復旧費1,320万6,000円は、歳入のところでも申し上げましたが、8月31日の降雨災害による市道3路線の災害復旧事業費でございます。 次に、7ページにお戻り願います。 7ページは第2表繰越明許費でありますが、これは10款教育費、2項小学校費の事業名は桜台小学校屋内運動場整備事業でございまして、金額は3億6,090万円でございます。この事業は9月議会におきまして一般会計補正予算(第2号)で決定いただいたものでありますが、本工事につきましては契約後約300日の工期を要しますことから、完成見込みは平成11年10月中旬となる見込みでございます。そのため繰越明許をしようとするものでございます。なお、本工事につきましては、契約に際しまして議決を要することになっておりますので、入札執行後、改めて議会に御提案の予定であります。 次に、8ページの第3表債務負担行為補正の追加でありますが、これは事項といたしまして花巻南市営住宅C棟建てかえ事業となっておりますが、内容はC棟の実施設計委託料でございまして、5カ月の日数を要するということから債務負担行為によりまして早期発注をしようとするものでございます。これは来年度、現在の内定ではC棟の早期着工のために実施したいというものでございますが、平成11年度はこの事業費のうち75%、平成12年度に25%の事業割合で建てかえ事業を実施しようとするものでございますので、早期に実施設計をいたさなければ早期着工ができないということから、債務負担行為を行うものでございます。期間は平成10年度から平成11年度まででございます。限度額は440万円でございます。 次に、第4表地方債補正は追加と変更であります。追加は太陽光発電整備事業でございまして、これは歳出歳入のところでも申し上げておりましたが、総合経済対策第1次補正に伴う事業費でございます。起債の目的は太陽光発電整備事業、限度額は1,280万円。起債の方法は普通貸借または証券発行、利率は4%以内、償還の方法は政府資金及びその他の融資条件による。ただし、市財政の都合により据置期間及び償還期限を短縮し、または繰上償還もしくは低利に借りかえすることができるというものでございます。 それから、次の同じく追加につきましては災害復旧事業でございまして、先ほど御説明申し上げました市道の現年土木債に係るものでございます。限度額は430万円でございまして、起債の方法、利率、償還の方法は太陽光発電整備事業と同様でございます。 次に、変更でありますが、起債の目的は都市計画整備事業。補正前の限度額が2億6,260万円を補正後の額を2億9,680万円に増額変更しようとするものでございまして、これは藤沢町・二枚橋線、山の神・藤沢町線、下幅・鍋倉線の事業費の追加に伴う変更でございまして、国の第3次補正予算に係る事業費の追加によるものでございます それから、屋外運動場整備事業。これは国の緊急経済対策に対応する第3次補正に伴う前倒しの事業費の追加があった矢沢小学校屋外運動場の事業費に充当するための地方債の限度額を定めるものでございまして、総体では屋外運動場整備事業費の限度額を5,580万円から7,910万円に変更しようとするものでございます。 以上で平成10年度一般会計補正予算(第3号)の説明を終わります。よろしく御審議の上、御決定くださるようお願いいたします。 ○議長(高橋浩君) これより質疑に入ります。 質疑の方法は、歳入は一括して行い、歳出は各款ごとに行います。 歳入について質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) なしと認め、歳入の質疑を終わります。 次に、歳出の質疑に入ります。 1款議会費、質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) 1款を終わります。 2款総務費、質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) 2款を終わります。 3款民生費、質疑の方ありませんか。 名須川晋君。 ◆9番(名須川晋君) 40ページ、介護保険事務電算処理運用方式開発事業費でございますけれども、これは電算処理委託は農管になるのでしょうか。それとまた3町はこれに対してどのような臨み方をしているのか。例えば1市3町で共同でソフトを開発しているのかどうか、そういう絡みも教えていただけますでしょうか。 ○議長(高橋浩君) 柳原保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(柳原賢一君) お答えを申し上げます。 今回のこの介護保険事務電算処理運用方式の開発委託料でございますが、当市の場合は住民基本台帳等の投入は農管ということでございますので、当然それら住民基本台帳からその対象者等を引き出さなければならないということなどもございます。今回のこの開発委託につきましては資格管理、要するに第1号被保険者、65歳以上の方々になるわけでありますけれども、そういう方々の資格管理の関係、それからサービス受給者、この中でいわゆるサービスを受けられる方々のソフト開発というようなことになるわけでございまして、冒頭に申し上げました農業管理センターにお願いをいたしたいと考えておるところでございます。 3町につきましては、この住民基本台帳等の投入関係はICSと伺っておりますので、今回はまずはそれぞれの市町でソフト開発を行ってまいりたいと考えておるところでございます。 ○議長(高橋浩君) 名須川晋君。 ◆9番(名須川晋君) そういうことですと、介護保険、広域で処理するような方向にもなりつつあろうかと思います。そういった中でやはり花巻地方が共同で、これに対して一緒に処理をするような形を何とかとっていただけないものでしょうか。そういった住民基本台帳の処理が別であると、ICSに委託してあるということでしょうけれども、やはり望ましいのは共同で開発して共同で委託をお願いするというふうなことだと思いますが、その辺の心構えといいますか、考え方といいますか、そういうのを教えていただけますでしょうか。 ○議長(高橋浩君) 柳原保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(柳原賢一君) お答えをいたします。 確かに議員おっしゃるとおりだと思います。この介護保険の導入に当たりましては、さまざま検討されておるところでございます。まずは、この介護保険導入に当たりましてはいわゆる申請から給付までの事務があるわけでございますけれども、その中で広域等で事務処理が可能なものとして今1市3町で合意に至っておるものにつきましては、その申請に係る分の認定審査につきましては共同で行ってまいりたいと考えておるところでございます。さらには、当然、介護保険事業に係る介護保険事業計画の策定があるわけでございますけれども、これらにつきましてはそれぞれの基盤整備その他も含めまして、まずは個々に検討をいたし、その上で調整等を行ってまいりたいと考えておるところでございます。 最後に、この手続事務あるいは給付事務に係るわけでございますが、これらにつきましては、まだちょっと先が見えてないということもございますし、いわゆる費用負担の問題その他もございまして、今それぞれの市町で事務を進めながら、いずれこの制度がスタートした後につきましても共同で行える部分が出てくるものと思っておりますし、これらにつきましては継続して協議を進めていこうということで話し合いをいたしておるところでございます。 ○議長(高橋浩君) ほかに質疑の方ありませんか。 佐藤かづ代さん。 ◆2番(佐藤かづ代君) 今ので関連させていただきますと、認定審査にかかわるものについては広域でという御答弁がありましたけれども、今まで介護保険事業に絡んでの国の予算というのは花巻市にはどのくらい入っていて、実際に予算措置されたのはどのくらいになっているでしょうか。 ○議長(高橋浩君) 渡辺市長。 ◎市長(渡辺勉君) お答えします。 介護保険ということで特定に出てきましたのはこれが初めてでございまして、これまで介護保険法が施行になりまして、その準備段階としていろいろ一般財源を使って打ち合わせをやったり、あるいはデイサービスセンターあるいは介護支援センター、着々と準備しているものも含めますと相当な額になるというように見込んでいるところでございます。 ○議長(高橋浩君) 佐藤かづ代さん。 ◆2番(佐藤かづ代君) 介護保険準備に関しては対応が市町村それぞれまちまちで、予算のかけ方もさまざま違うわけですけれども、平成10年度中には介護保険事業計画というものを準備体制として立ち上げなければいけないわけですけれども、この電算のみならず、花巻市が人的措置するという予算については、どのように確保しながらこの事業に着手しようとしているんでしょうか、その姿勢をお伺いいたします。 ○議長(高橋浩君) 柳原保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(柳原賢一君) お答えをいたします。 この介護保険事業計画にかかわりましては先ごろ実態調査等を行ったところでございますので、これらの精査を行った上で必要な、いわゆる介護保険事業計画に対応する数字等を精査いたしまして事業計画に反映させていくわけでございますけれども、職員体制といたしましては10月、11月にモデル事業が試行されたわけでございますけれども、それらの準備のために平成10年度当初から1名の職員を配置いたしておるところでございますし、さらに10月からは臨時職員を新たに配置しながら、いわゆる常勤職員の事務を補助をいただきながら介護保険にかかわる事務に新たに常勤の職員を1名投入しながら対応してまいっているところでございます。 ○議長(高橋浩君) 佐藤かづ代さん。 ◆2番(佐藤かづ代君) 介護保険準備に関しては、国の方では準備の必要経費にかかわる部分については100%支出するという体制になっているわけですね。その中で花巻市独自が他市町村と比べて突出して何かをしたいというようなことは認められないにしても、必要最低限な準備というのは国の方で出すことができるわけですから、花巻市が例えば人的措置するにしても、準備がこのくらいまでは必要だということがあれば、それは花巻市独自のことではなくて全部の市町村にかかわってできることでありますので、その辺についての予算措置というのはしっかりとしていただきたい。花巻独自でできるものもあればそうですけれども、そうではない部分についてはやはり国にしっかりと要求していって、年度を越えない段階で出していただくような、私はそういった財政要求もすべきではないかというふうに思っております。 この見解だけお伺いいたします。 ○議長(高橋浩君) 山口総務部長。 ◎総務部長山口紀士君) お答えいたします。 この介護保険に係る地方自治体に対する財源の付与につきましては、全国市長会を通じまして機会あるごとに国に要望してまいっているところでございまして、今後におきましても市長会等を通じまして十分な財源手当をしていただくように要望してまいりたいと思っております。 ○議長(高橋浩君) ほかに質疑の方ありませんか。 3款を終わります。 4款衛生費、質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) 4款を終わります。 5款労働費、質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) 5款を終わります。 6款農林業費、質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) 6款を終わります。 7款商工費、質疑の方ありませんか。 高橋綱記君。 ◆29番(高橋綱記君) 29番の高橋綱記です。54ページの起業化支援センターの運営事業費についてお伺いをいたします。 先ほどの説明によりますと、花巻市の起業化支援センターを全国にPRするための予算措置をしたということなんですが、この種の支援事業というのは全国にPRをする必要があるものなのかどうか。それから、他市他県に類似施設がどのように配置されているのか、まずお伺いをいたします。 ○議長(高橋浩君) 平賀産業部長。 ◎産業部長(平賀巌君) まず最初の広告と申しますか、宣伝の部分でございますけれども、このたび工場と研究室とも増築いたしました。それから、試験設備等もふやしましたので、それらを広く県内県外にアピールしながら起業化支援センターでの事業活動、事業展開を期待するということで広告費用を計上したところでございます。 それから、同類の施設等についてのお話でございますが、具体にそうした活動をしているということをきちんとは聞いておりませんが、今現在そうした同類の施設の整備を進めている市町があるということでございまして、岩手町の方の菓子工場の一部を使っておられるとか、それから北上、三沢方面でもそうした動きがあるというように聞いております。県外についてはちょっと情報を今は持っておりません。 ○議長(高橋浩君) 高橋綱記君。 ◆29番(高橋綱記君) この間、実はNHKのBS放送で花巻市の起業化支援センターでの起業化を目指す方のさまざまな研究、努力、それからその方を実際に起業化の軌道に乗せていくためのコーディネーターの役割などについてかなり詳しく報道されておりまして、どのような活動をされているのかが非常によくわかって、大変よかった番組だと思いましたが、それはそれとして、やはりああいうものを見ながらふっと感じるのは、花巻市も相当の投資をしながら新しく製造業にしろ会社を起こそうという方に対して支援をしているわけなんですが、放映された中でももう1件の方が水の浄化施設設備の開発をなさって、現在営業にも入っているという報道でございましたけれども、聞いていますと静岡県出身とか中部地域かどこかの方が花巻市でこういうのをやっているというのを聞いて訪ねてきて事業を成功させてというか、研究を完成させて事業化に乗り出しているということなわけなんですね。 それで、この起業化支援センターの目的がそういう形で、全国どこの方でもこういう施設が花巻市にありますからぜひ活用して起業化をしてくださいということの事業でいいのかなと。本来であれば国なり、あるいは都道府県がやるべき仕事ではないのかなというふうに思ったり、またその反面、事業を起こすに当たって花巻市の生産地域としての基盤を確立していくということとか、花巻市内でぜひ起業化を行って花巻市の雇用の拡大の場にしていきたいとかということもあったと思うんですけれども、その辺の兼ね合いといいますか、非常に難しいものだなと。いいものをつくって開発をしようとしている人にとっては大変適切ないいものだなと思いながら、同時にこれが一自治体が負担して行っていくべきものなのかなという疑問も一緒に持ったわけなんですが、何度も議論されていることではあると思うんですけれども、今、花巻市が今回センターも増築し、工場等も増設したという時点で整理されている内容をお話し願いたいと思います。 ○議長(高橋浩君) 平賀産業部長。 ◎産業部長(平賀巌君) 確かに国の施策としての起業化支援というものも当然あるわけでございますが、いずれそうした起業化を目指す技術者に低廉な施設を貸与し、そして研究はみずからのみならず、岩手県で言えば岩手大学、それから東北で言えば東北大学、関係機関の産学官の協調の中で事業が進められているところでございまして、結果的にはその中で整備された、あるいはつくられた製品、起業化できる製品については市内近辺で創業してもらおうという形でお願いしていくということが前提になるわけです。 それから、加えてそれらの起業化を申請した施設は、起業化を目指す方々のみの施設ではなくて、市内の既存の企業関係者の研究の場にもなる。いわゆる研究施設、施設設備が整っていますので、その中でみずから開発した製品の試験データなども取り寄せられる、あるいはつくられるということも含められておりまして、言ってみれば地場企業の技術の向上ということもこの起業化支援センターの中で行われるということでございまして、全体的なそうした製造業にかかる支援を内外にかかわって支援していきたいと、こう考えているところでございます。 ○議長(高橋浩君) 高橋綱記君。 ◆29番(高橋綱記君) それでは、最後に今回の増設に当たっての負担割合がどのようになっているのか、おおよそでよろしいですので、お伺いをいたします。 ○議長(高橋浩君) 平賀産業部長。 ◎産業部長(平賀巌君) 基本的には通産の補助が2分の1でございまして、総事業費は今年度で1億7,500万円程度となっております。これはあくまでも国庫補助基準に基づく2分の1補助が通産から8,700万円、事業費が1億7,500万円、県事業費全体はその後、機械設備の導入等もまだ決まっておらない機種もありまして、総額はまだつかんでおりません。 ○議長(高橋浩君) 商工費、ほかに質疑の方ございますか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) 7款を終わります。 8款土木費、質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) 8款を終わります。 9款消防費、質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) 9款を終わります。 10款教育費、質疑の方ありませんか。 高橋綱記君。 ◆29番(高橋綱記君) 太陽光エネルギーを利用した発電の設備を計画しているようであります。3,200万円を超える事業費なわけなんですが、趣旨はよくわかりますし、ぜひ成功させてもらいたいなと思うわけなんですが、余った電力の活用について検討されているのか、東北電力に販売するなどということもあり得るのか、今後の展開の問題としてお伺いをいたします。 ○議長(高橋浩君) 藤戸企画部長。 ◎企画部長(藤戸忠美君) お答えをいたします。 今回計画しております太陽光発電につきましては、太陽光は365日発電されるわけですけれども、今の予定では大体250日分ぐらいを施設として使って、計算的には100日ちょっとぐらい分が余るという形になるわけですけれども、これを今の電気量に換算いたしますと約7万ぐらいになりますけれども、これを余剰電力として東北電力に売るというようなことも方法論としては考えられると思いますが、まだそこまで詳しい検討はいたしてございません。ただ、計算的には110日分ぐらいの電力が余るということになろうかと思っています。 ○議長(高橋浩君) ほかに教育費、質疑の方ありませんか。 木村幸弘君。 ◆13番(木村幸弘君) ただいまの質問に関連しますけれども、もう少し具体的に内容を説明していただきたいんですが、先ほどの最初の説明だと災害時に対応した発電機能を持たせるというふうな説明だったように聞いたんですが、そうすると日常的には発電設備は生かされないのかどうか、その辺のところがどうなっているのか。 それからあと、当市で花巻市新エネルギービジョン策定委員会が設置されたわけですけれども、そうした新エネルギーの策定委員会が取り組んでいく活動と今回こうして太陽光発電設備整備事業が行われた関係等についてはどのような考え方であるのか、その辺のところを確認したいと思います。 それからもう1つは、今後この発電設備事業についてはどのような計画で進めようとしているのか。災害時対応ということになれば、いわゆる避難施設等に指定している公共施設、これらに順次整備していくという考え方になるのか、その辺についてのお考えをお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(高橋浩君) 藤戸企画部長。 ◎企画部長(藤戸忠美君) お答えをいたします。 まず1点目は、これは常時発電ということでございますので、災害時対応のみということではございません。ただ、今質問の中にもありましたように災害時における緊急避難というような場所、やはり学校とかこういったところが指定されているわけですけれども、今回選んだ理由はそれもありますけれども、基本的にはこれは常時発電ということでございますが、2番目の質問とも関連してくるわけですが、御案内のように現在新エネルギービジョン策定作業中なわけですが、今進めております新エネルギーの種類、活用方法等について検討中なわけですが、今回提案しております太陽光発電、それから太陽熱、その他さまざまな新エネルギー、風力もありますし、そういったものを花巻市としてどのエネルギーを活用するかというのは現在検討中でございますが、その中でこの事業は花巻市の新エネルギービジョン計画の中の先行的な取り組みとして、国の指導等もありましてモデル事業として先行的に導入するというものでございます。したがいまして、今後も計画的にこういった新エネルギーを導入した計画があるのかというお尋ねでございましたが、これは今策定中の計画、新エネルギービジョンの中で詰めていきたいと、このように考えてございます。 ○議長(高橋浩君) 木村幸弘君。 ◆13番(木村幸弘君) 大体考え方はわかりましたけれども、そうすると、例えばこの新エネルギービジョン策定委員会で検討され、あるいは計画されていく内容については、例えば議会に対してはどのような対応というか、その計画案とか方向性であるとか方針であるとか、そうしたものは議会に対してはどういうふうに考えているのか、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(高橋浩君) 藤戸企画部長。 ◎企画部長(藤戸忠美君) 現在、委員会で検討しておりますけれども、言っている方向、計画書がまとまった段階で説明する機会もあろうかと思っております。 ○議長(高橋浩君) ほかに質疑の方ありませんか。 畠山幸治君。 ◆4番(畠山幸治君) 関連して質問を申し上げます。 今のお話のようなことで花巻北中学に今回そういう施設がつくわけですけれども、国の方の対応は予算の歳入の方を見ますと教育費の国庫補助ということで、通常私ども常識的にはこういう新しいエネルギーの議論ということになると、しかも自治体に国がいろいろ対応するとなれば、通産省がそういうことを進め、さっきもお話があった新エネルギーのビジョンという問題等も考えれば、やっぱり私は、むしろ文部省サイドというよりも通産省サイドでそういうエネルギーの検討をされ、たまたまモデル的に施設を学校にするんだと。そして、将来計画とすればそういうものが今後どういう格好になっていくかということがなければ、単発で学校に施設をセットしても、今後の活用という問題になると先ほどのように災害時に対応するものか、通常の実際のエネルギーに使う形を将来目指すのか、その辺はこれを見ると国が2分の1補助のようでございますけれども、その辺はやっぱりぜひともビジョン策定に当たって基本的な方向づけをしていただきたいと、その辺のお考えをちょっとお伺いしておきます。 ○議長(高橋浩君) 山口総務部長。 ◎総務部長山口紀士君) お答えいたします。 今、畠山議員からお話がありましたように、本事業につきましては通産省所管の事業でございます。ただ、予算計上の課目につきましてはどこに設置してもいいということでございまして、実はこの事業は国の総合経済対策に伴う事業でございまして、本来はもっと早く設置するべきものでございました。しかし、なかなか設置場所、適当な場所がなかなか見つからないということでさまざま検討いたしました結果、花巻北中学校の武道館の屋根が一番向いているのではないかという結論に達しまして、今回事業を実施するために中学校の武道館に設置するということで教育費に計上したというものでございますので、御理解をいただきたいと思います。 ○議長(高橋浩君) ほかに教育費、質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) 10款を終わります。 11款災害復旧費、質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) 11款を終わります。 これをもって歳出の質疑を終わります。 ○議長(高橋浩君) 次に、第2表繰越明許費について質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) なしと認め、第2表を終わります。 次に、第3表債務負担行為補正について質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) なしと認め、第3表を終わります。 次に、第4表地方債補正について質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) なしと認め、第4表を終わります。 これをもって質疑を終結いたします。 ○議長(高橋浩君) これより討論に入ります。 討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) なしと認め、討論を終結いたします。 ○議長(高橋浩君) これより採決をいたします。 議案第65号平成10年度花巻市一般会計補正予算(第3号)を原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) 御異議なしと認めます。よって、議案第65号は原案のとおり可決されました。 ○議長(高橋浩君) 日程第6、議案第66号平成10年度花巻市下水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 山口総務部長。 ◎総務部長山口紀士君) 議案第66号平成10年度花巻市下水道事業特別会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。 本補正予算は、歳入歳出予算の補正と地方債の補正の2つの事項からなっております。国の緊急経済対策である国の第3次補正予算の対応と平成10年度給与改定に係る人件費の補正を行うものであります。 歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ2億2,019万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ38億1,787万2,000円とするものであります。 歳入につきましては、国の第3次補正にかかる事業費に対応し、国庫補助金及び市債が中心となっております。 以下、事項別明細書により御説明いたします。 8ページをお開きください。2の歳入でありますが、1款分担金及び負担金、1項負担金、1目下水道施設費負担金、1節下水道施設費受益者負担金1,997万6,000円は、高木市営住宅敷地に係る受益者負担金が本年度納付になることなどによる収入見込み増によるものであります。 3款国庫支出金、1項国庫補助金、1目下水道事業費補助金、1節公共下水道事業費補助金1億円は、国の第3次補正予算に係る事業費補助の収入見込み増であります。 4款県支出金、1項県補助金、1目下水道事業費補助金、1節事業認可変更は現在事業認可区域の拡大を進めておりますが、この事業費に対する県費補助金でございます。315万円の増額決定によるものであります。 10ページをお開きください。7款諸収入、4項雑入、1目雑入、1節消費税還付金につきましては、平成9年度分の下水道事業に係る消費税の確定申告に伴う還付金の確定によるものであります。 8款市債、1項市債、1目下水道事業債、1節公共下水道事業債の8,800万円は、国の第3次補正予算に対応する事業費に係る起債額であります。 12ページをお開きください。3の歳出でありますが、1款下水道管理費、1項公共下水道管理費、1目総務管理費、2節給料から4節共済費までは給与改定による補正であります。 3目施設管理費、19節負担金補助及び交付金の900万円は下水処理料金として県に支払う流域下水道維持管理負担金でありますが、処理水量がふえたことにより増額するものであります。 2款下水道事業費、1項公共下水道整備費、1目総務管理費、2節給料、3節職員手当等、4節共済費は給与改定による増額と事業量増大に伴う時間外手当の増であります。 7節賃金50万円、次の14ページの11節需用費50万円は、国の第3次補正予算に対応した事業費2億円に係る事務費であります。 13節委託量630万円は、事業認可区域拡大に伴う認可区域の変更計画書の作成業務委託料であります。 2目市街地整備事業費、4目花巻温泉地区整備事業費につきましては、事業の執行状況から一部事業費の組みかえと国の第3次補正に対応して事業費を計上したものであります。 2目市街地整備事業費の15節工事請負費1億9,100万円は、北部幹線と流通業務団地関連の宮野目幹線工事費であります。 22節補償補てん及び賠償金1,000万円は、水道管及びガス管等使用物件の移設補償費であります。 4目花巻温泉地区整備事業費、13節委託量500万円は地形上難しい地区の工事に係る地質等調査業務委託料であります。 4ページにお戻り願います。4ページは第2表地方債補正であります。内容は下水道整備事業に係る限度額の変更であります。これは緊急経済対策に対応いたしまして2億円の事業費の追加配分があったことに伴いまして、これを実施するため起債限度額を8,800万円増額するものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(高橋浩君) これより質疑に入ります。 質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。 ○議長(高橋浩君) これより討論に入ります。 討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) なしと認め、討論を終結いたします。 ○議長(高橋浩君) これより採決をいたします。 議案第66号平成10年度花巻市下水道事業特別会計補正予算(第3号)を原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) 御異議なしと認めます。よって、議案第66号は原案のとおり可決されました。 ○議長(高橋浩君) 日程第7、議案第67号平成10年度花巻市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 山口総務部長。 ◎総務部長山口紀士君) 議案第67号平成10年度花巻市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について御説明いたします。 本補正予算は、国の緊急経済対策に対応する農業集落排水事業、葛・田力地区の事業費の追加と農業集落排水施設の維持管理費の追加及び国庫債務負担行為の内定による補正、さらには地方債の補正であります。 歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5,290万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ17億5,887万7,000円にしようとするものであります。 以下につきましては、事項別明細書で御説明いたします。 9ページをお開き願います。2の歳入でありますが、1款分担金及び負担金、1項分担金、1目農業集落排水事業費分担金、1節農業集落排水事業費分担金につきましては、事業費の増額に伴いまして加入者からの分担金249万2,000円の収入増を見込んだものであります。 3款県支出金、1項県補助金、1目農業集落排水事業費県補助金、1節農業集落排水事業費補助金につきましても、事業費の増額に伴いまして2,525万円を見込んだものであります。 5款繰越金、1項繰越金、1目繰越金、1節繰越金は前年度からの繰越金であります。 次に、11ページをお開きください。7款市債、1項市債、1目下水道事業債、1節農業集落排水事業債は、葛・田力地区の事業費の追加に伴いまして2,180万円を増額するものであります。 13ページをお開きください。3の歳出でございますが、1款農業集落排水事業費、1項農業集落排水整備費、1目農業集落排水整備費は、葛・田力地区の国の緊急経済対策に対応して事業費を増額するものであります。 2款農業集落排水管理費、1項農業集落排水管理費、1目施設管理費につきましては、処理水量の増に伴いまして、発生汚泥の処理費用として13節委託料に100万円を計上するとともに、既設マンホールの段差解消工事費として15節工事請負費に140万円を計上したものであります。 4ページにお戻り願います。第2表債務負担行為の補正でありますが、葛・田力地区の国庫債務負担行為、いわゆるゼロ国債の内定により追加するものであります。事業は農業集落排水事業、期間は平成10年度から平成11年度まで、限度額は1億円であります。 5ページをごらんいただきたいと思います。第3表地方債補正でありますが、11ページで御説明いたしましたとおり、市債2,180万円の増額に伴いまして地方債の限度額も11億5,510万円に増額変更するものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願いいたします。 ○議長(高橋浩君) これより質疑に入ります。 質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。 ○議長(高橋浩君) これより討論に入ります。 討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) なしと認め、討論を終結いたします。
    ○議長(高橋浩君) これより採決をいたします。 議案第67号平成10年度花巻市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) 御異議なしと認めます。よって議案第67号は原案のとおり可決されました。 ○議長(高橋浩君) 日程第16、報告第6号市道上における事故に係る損害賠償保険に関する専決処分の報告についてを議題といたします。 提出者から報告についての説明を求めます。 山口総務部長。 ◎総務部長山口紀士君) 報告第6号市道上における事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告について御説明申し上げます。 本報告は、市道の管理上の瑕疵により生じた事故の損害賠償に係る報告であります。その損害賠償額の決定及び和解については、地方自治法第180条第1項の規定によって専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定により報告するものであります。 事故の状況でございますが、9月1日に市道上町・成田線の豊沢橋で1件、9月27日に市道上小舟渡・方八丁線の方八丁地下道西側入り口付近で5件の事故が発生したものであります。いずれも車道路面にあいた穴ぼこ、いわゆる路面の損傷箇所に自動車の車輪を落とし、その自動車のタイヤ及びホイールに破損を生じさせたものであります。この事故は道路管理者であります市の責任によるものでありまして、車両の所有者等の皆様には深くおわびを申し上げる次第であります。 専決処分の内容につきましては別紙のとおりでございます。損害賠償の額につきましては、全国市有物件災害共済会の道路賠償責任保険に加入しておりましたので、その保険会社の査定を参考に賠償額を決定したものであり、修理費相当額となっております。 和解の方法につきましては、いずれも示談によっております。幸いにして人身事故には至らなかったところでありますが、今後、市道の維持補修につきましては、道路パトロールや各行政区長、市民の方々、覚書を結んでおります花巻郵便局などから損傷箇所の情報をちょうだいしながら早急な補修に努めてまいりたいと考えております。 以上で報告を終わります。 ○議長(高橋浩君) これより質疑に入ります。 質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。 以上で報告第6号市道上における事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告についての報告を終わります。 ○議長(高橋浩君) 次に、日程第8、議案第68号平成9年度花巻市一般会計歳入歳出決算の認定についてから日程第15、議案第75号平成9年度花巻都市計画事業東町桜木線用地取得事業特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの決算の認定議案8件についてを議題といたします。 ただいまの平成9年度決算の認定議案8件については、先例により提案理由の説明を省略し、議長を除く全員の委員によって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) 御異議なしと認めます。よって、決算の認定議案8件については、議長を除く全員の委員によって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。 なお、ただいま設置されました決算特別委員会の正副委員長互選のための委員会を本会議終了後、直ちに委員会室において開きますので、御参集願います。 ○議長(高橋浩君) 日程第17、意見書案第56号新農業基本法制定等に関する意見書の提出についてを議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 照井早君。 ◆30番(照井早君) 新農業基本法制定に関する意見書案の内容を御説明いたします。 政府は新しい農業基本法の見直しを行うために、新年度通常国会に農政大綱として新しい農業基本法制定に向けて法案として提出することになりました。私たち花巻市議会も、21世紀の初頭にかかわる農業の憲法とも言うべきこの農業基本法の制定に当たりましては、特に花巻市議員全員の総力を挙げて、国に対してあらゆる機会を通じて、その骨子、内容についての充実を要請して現在にまいったわけであります。 今回は既に新農業基本法の最終段階を迎える時期に相なりましたので、ここに皆様方の御同意をいただきまして、下記の5項目にかかわる新農業基本法の中身を充実していただくために5項目を特に強く要請するということで今回意見書を提出したわけであります。よろしく御審議の上、重大な時期でありますので、ひとつ慎重審議の上、御決定賜りますようお願いを申し上げます。 なお、今、早急に最近出てきたことは米の関税化の問題でありますが、かねてから我々議会はこのことについて反対を表明してきておるわけでありますが、まことに短時間のうちに日本の主食である米の問題が浮上して、関税化をする方向に進んでおるということはまことに遺憾なことであります。いずれこのこともつけ加えながら、今後、重大な農業危機に際しては、この農業基本法でもって将来の農業を発展させるという中身に十分審議されまして、それなりな意見書を国に出したいというふうに思っております。よろしくお願いを申し上げまして、説明にかえる次第であります。ありがとうございます。 ○議長(高橋浩君) これより質疑に入ります。 質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。 ○議長(高橋浩君) ただいま議題となっております意見書案第56号については、産業経済常任委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第56号は産業経済常任委員会に付託いたします。 ○議長(高橋浩君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。本日はこれにて散会いたします。            午前11時58分  散会...